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桐島 洋子さん
今こそ人生の「収穫の秋」を楽しむ

マスメディアの第一線で活躍し、走り続けた20〜40代、カナダに新境地を開き、林住期宣言をした50代、そして今。時折りいたずらっ子のような表情を覗かせながらエイジングの醍醐味について語ってくださいました。
Vol.39(2010年2月)
50歳を過ぎたら引き算の美学で

私は50歳で林住期宣言をしたんです。「林住期(りんじゅうき)」とは仕事や家庭の第一線を退いて、改めて自分自身に向き直って生きる意味を考えたり、自然に心身を解き放ったり、本当の人生の収穫を楽しもうという、一番すばらしい時期のこと。

これは私が50歳のとき、我が家の子育て卒業旅行の際にインドで出会った言葉です。インドには人生の四季を棲み分ける四住期という思想があります。春は勉学に励む「学生期」、夏は一番働き盛りの季節「家住期(かじゅうき)」。そして熟成の秋である「林住期」、冬は死を迎えるための準備期間である「遊行期(ゆぎょうき)」。折りしも私は子育ても無事終えたところで、これからは「林住期」だと確信したのです。

また、その頃カナダに旅行してバンクーバーという街に一目惚れしたことから現地で家を買い、林住庵と名付けて林住期の拠点としました。それまで私の趣味には合わないとカナダは敬遠していたのですが、行ってみたら爽やかな光と濃やかな緑溢れるところでした。50歳にして初めて目覚めてしまったのね。カナダに拠点を持ってずいぶん人生への考え方が変わりました。

その頃すでにカナダでは循環型社会のキーワードである「3R(※)」、リデュース、リユース、リサイクルというエコロジーが盛んに提唱されていました。その考えからまずはゴミの減量から始まって、生活の減量、情報の減量、余計なつきあいも減量して、どんどん身軽になっていったんです。車にも乗らないし、不必要なものは買わない。畑を耕して、花を育て、森を散歩する生活です。そうすると身体の脂肪もリデュースされて。そうしてどんどん余計なものをそぎ落としていくと、人生に何が大切か見えてくるわけ。50歳を過ぎたら引き算の美学だなと悟りました。

「住環境を一番大切に考えています」という桐島さん。ボロボロだったバンクーバーの家は手をかけて住み心地よく生き返らせたといいます。そして都心のご自宅もまた人々が集うすてきな空間に。

歳をとることは全然悪いことじゃない

私の場合は、身体に目覚めました。それまで物書きだから人間の中心は頭だと思っていたんです。ところがどうも本当の中心は頭ではなくて身体らしい、と思い始めたんです。身体を研ぎすますことで、体調が悪かったらすぐに気が付きますから、何とか大事に至らずに過ごしています。とくに気功を始めてからは、私の身体で不思議な体験をたくさんするようになりました。これは一体何なのか、すぐに気功の本を読み漁って調べるのですが、まだ解明できないこともあるんです。そこからまた派生して量子物理学の本に興味を持つようになって。学生の頃は勉強が大嫌いで宗教や物理なんて全く興味がなかったのに(笑)。

70歳を機に、日本で大人の寺子屋「森羅塾(しんらじゅく)」を始めました。自宅の居間を開放し、私の個人史と歴史を合わせたおしゃべりをし、思い出の料理をふるまいます。現在4クラスが進行中で、それぞれ20人前後が集まります。私は、人の縁というのはこの世の生き甲斐だと思っています。だから自立は大事でも孤立はしないですね。人との関わりの中で、人から人へと気が巡り滔々と流れ出すものだと思います。やはり自分一人では、気が回らないから滞ってしまうのではないかしら。いくつになっても人との縁を大切にしていきたいですね。

※3R…以下の3つの環境配慮に関する語の頭文字をとった言葉
Reduce(リデュース):減らす
Reuse(リユース):繰り返し使う
Recycle(リサイクル):再資源化

 
 

1937年東京都生まれ。文芸春秋に入社。65年に退社し、世界を巡遊するフリーライターに。67年には従軍記者としてヴェトナム戦争を体験。70年、「渚と澪と舵−ふうてんママの手紙」でデビュー。72年には「淋しいアメリカ人」で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。その後もベストセラー「聡明な女は料理が美味い」を始めとする著書で女性の自立と成熟を促し、広く人気を集めた。子育てを終えてからは、1年の3分の1をカナダでの晴耕雨読の生活に。08年に日本で大人のための寺子屋「森羅塾」の活動を開始。

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