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石井ふく子さん
「心のお土産」を持ち帰っていただくのが私の仕事。
演出を手がけられた長寿ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」が、昨年最終回を迎えましたが、その後も、舞台にドラマにと精力的にお仕事を続けていらっしゃる石井ふく子さん。
一貫して家族ドラマにこだわるその理由、元気の秘訣などをお聞きしました。
Vol.47(2012年2月)

90年から始まった「渡る世間は鬼ばかり」が昨年9月に500回で終了しました。その直後から、また見たいという声が多く寄せられています。舞台の仕事で劇場にいるとポンと肩を叩かれ「どうして終わったのよ」なんて。私が終わらせたわけじゃないんだけど(笑)。

スタートした頃は、トレンディードラマの全盛で橋田壽賀子さんと「私たちには家族のドラマしか作れない」と語り合ったものです。もしダメだったら仕事を辞めようと思っていたくらい。それが20年も続くなんて。

お話は、えなり君演じる「眞」が結婚して終わりましたが、姑が泉ピン子さんですから、やはり皆さんの興味は大きいようです(笑)。続きは?「幸楽」は?と「その後」を知りたいという声にお応えして、秋には特番でお見せできるかもしれません。

ドラマでは家族の絆、人間同士のつながりが濃く描かれていて、ああいう家族はあり得ませんよ、と言われたこともありますが、橋田さんも私も一人っ子でしたので、その環境が家族というものを少し意地悪に(笑)客観的に見ることができた理由かもしれませんね。

私がTBSに入局したのは1958年9月のこと。ほどなく『東芝日曜劇場』の担当になりました。「テレビプロデューサー」などという肩書きもなかったその時代から、ホームドラマを手がけて52年、85歳になる今まで、病気で仕事を休んだことはありません。

プロデューサーはオーケストラの指揮者のようなもの。一度仕事が始まったら体の具合いが悪い、なんて言いわけは通りません。特別な健康法も運動もしませんが、例えば舞台の演出の際には、端から端まで何度も往復しますから、かなりの運動になりますね。一月二月と演出した『女たちの忠臣蔵』はキャストだけでも総勢60名。テレビと違って舞台は役者が全身で演じるものですから、こっちも必死です。

自分自身が健康でいるのも、仕事を引き受けた自分の責任です。食事も喉を通らなくなりますが、朝食だけはおかずを10品は並べて、しっかり食べるようにしています。月に一度は必ずお医者さんに診てもらっています。体もさることながら、考え方も健康でなければ、いい仕事はできないですね。

シニアの方たちには、「甘えない」こと、「何歳だからもうできない」、ではなく「まだできる」という気の持ち方をお勧めします。

休養したり充電するのも大事ですが、休むのって案外難しい。休みすぎると心もたるんじゃうし、さあ充電しようなんてウロウロするものでもないでしょう?そのかわり、家ではよく片付けものをするんですよ。机の上、引き出しの中、要らなくなったものはどんどん捨てちゃう。台所のゴミ箱と行ったり来たりして、それがいいストレス解消になっているのかも。それに台所はいろんなアイデアが閃く場所なんですよ。こんなシーンでお鍋を叩いたらどうかしら?とか、お皿は?と箸で叩き始めて、傍にいる人をびっくりさせることもあるの(笑)。

今の時代、家族に会話が少なくなってきていて「おはよう」「行ってきます」「ただいま」「ありがとう」というやさしいひらがなの言葉が無くなってるでしょう。そういう言葉が家の中でこだましないのがちょっと心配ですね。世の中も家族像も時代とともに変わっていくでしょうが、ドラマも舞台も美しくないといけない。

最近は殺人事件やサスペンスものが多いですが、ドラマも舞台も人間が持っている当たり前の優しさ、思いやりといった「心のお土産」を持ち帰っていただくもの。それが私の仕事だと思っています。

 
 

1926年、東京下谷生まれ。新派の俳優・伊志井寛を父に持つ。1950年、日本電建宣伝部に入社。1958年、TBSにプロデューサーとして入社。長寿番組となった『東芝日曜劇場』を手掛け、ドラマづくりに独特の才能を発揮。受賞歴は、菊田一夫演劇賞特別賞、名古屋演劇ペンクラブ賞、紫綬褒章、ほか多数。

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