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やくみつるさん
興味の対象さえ見つかれば
しめたもの!
超多忙だった30代のころ「漫画家の歳は実年齢×1.5倍」という「学説」を自ら打ち立て、40歳で還暦祝い、「すでに老境」と語るやくみつるさん。
マルチに活躍する、そのユニークな素顔とは。
やくみつるさん
Vol.55(2014年2月)

26歳で漫画家として独立、40歳までは月産300本近くの作品を描いていました。ちょうどそのころストーブに変わって「温風暖房器」というものが出てきたもので、当時は床に寝て、そのまま起きては描いて、という生活をしていました。家からまったく出られず、ほぼ自宅軟禁状態でしたね。「漫画家の人生は普通の人の1.5倍の速度で過ぎる」という私の説はそのころ作ったものです。

還暦祝いでは、関係者の方を神楽坂のちゃんこ屋にお呼びして、赤いちゃんちゃんこを着て「明日から隠居して老境モードに入ります」と宣言しました。連載を3分の2に減らして「悠々自適の隠居暮らし」を目論(もくろ)んだわけですが、実際はその空いた時間にテレビなど電波媒体の仕事を入れたために、かえってがんじがらめになってしまって(笑)。シニアの方からは「若いくせに、何を甘ったれたことを言ってるんだ!」とお叱りを受けそうですが、今、私は55歳ですから(×1.5)で81歳。は〜、いい歳です(笑)。

ほんとうの還暦が近づいていますが、すでに還暦祝いをやってしまっているので、今はもう60歳という年齢はあまり意識していないですね。

「老境モード」なので朝は早いですよ。最近は夜8〜10時に寝て朝2〜4時に起きています。執筆は午後からなので、午前中に時間をかけて新聞に目を通すなど、ネタを仕入れる時間にあてています。

 

私はそれまでまったく自分の身体に関して無頓着だったんですが、15年ほど前、人間ドックで検査したところ、いろんな数値が相当にややこしいことになっていて、自分はいわゆる「未病(みびょう)」の状態なのだということが判明しました。それ以来、毎年検査はしています。

病院に行くと、老夫婦がペアで来ていますよね。あれは一人じゃ怖いからです。ご主人の気持ち、よくわかるなあ〜(笑)。私も人間ドックには必ずカミさんといっしょに行きます。同じような食生活なので、同じようなところがひっかかるんですよ。症状まで似るものだと思います。

特に禁酒令が出ているわけではないのですが、それ以来酒は飲まなくなりました。もともと酒は嫌いではないけれど、別になくても大丈夫なので。

「物の数だけネタがある」というのは私の「格言」ですが、何かを片っ端から集めていくとそのたび漫画が1本描ける。興味のある物が集まって漫画のネタにもなるという、趣味と実益を兼ねて集めていくうちに、急速にジャンルが広がっていきました。

最近、カミさんが開拓したジャンルのひとつに「爪楊枝の容器に入っているラベル」があります。ビニール筒の中に入っていて「製造・河内長野市、材料・白樺材」とか書いてある紙です。飲食店で見つけてお願いして頂くことも。「集める」という目的が発生すると、もうその対象が気になって気になってしょうがなくなるわけです。
「落ちている鳥の羽根」だけを集めて本を出された方もいますしね。どこに何が潜んでいるかわからないですよ。もし新ジャンルを開拓できたらしめたもの。その瞬間から「この道の大家(たいか)は、あなたしかいない!」ということになります。

でも、たとえ大家にならなくても、何か興味の対象に巡り会えたら、平板な日常にアクセントが生まれ、毎日が変わります。それこそコレクションの最大利点だと私は思います。ちょっと視点を変えるだけで誰にでも「その人だけの対象」が絶対にあるはずですよ。

 
 

1959年東京都生まれ。早稲田大学卒業後、出版社勤務を経て漫画家デビュー。1996年第42回文藝春秋漫画賞を受賞。スポーツ、政治、時事ネタなどの四コマ漫画やイラストを手掛けるほか、テレビ番組のコメンテーターやコラムニストとしても活躍。好角家として日本相撲協会外部委員も務めた。芸能界屈指の雑学王で、世界のトイレットペーパーや有名人のタバコの吸殻などの珍品コレクターとしても知られる。日本昆虫協会理事。

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