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林家木久扇さん

人生ワクワク、毎日何かを
面白がって生きましょう

昨年7月、初期の喉頭(こうとう)がんで9週間の休養を余儀なくされた木久扇師匠。療養中も前向きに
病気と向き合い、元気に復帰された師匠に
毎日を明るく、前向きに過ごす秘訣をお伺いしました。

加賀美幸子さん
Vol.61(2015年8月)

声が出にくくなったとき、最初は夏カゼだと思って、内科で処方してもらった薬を飲んでいたんです。でも、声のかすれが全然良くならないから大学病院で詳しく診てもらって。それで初期のがんだと分かったんです。「喉頭がん」と聞いて「頭を後ろから棒でなぐられて、後頭ガーン……」ってシャレを思いついたけど、それどころじゃありません。
 先生が「7週間の放射線治療で完治する」と言ってくださったから、「あ、治るんですね。声が戻るんですね」と聞くと「がんは治っても声が戻るかどうかは個人差がありますから、なんとも言えません」という返事でした。それを聞いたとき、「10人の弟子と家族の暮らしはどうなる……」と絶望的な気持ちになりました。
 声が出たのは治療が終わって20日ほどたった時。「笑点」と同じプロデューサーがやっているバラエティ番組収録当日の朝でした。僕は毎朝、ベッドの上で自分のがんに向かって小言を言っていたんですよ。「君がノドにいると本当に困るんだ。そこに居座っていないで僕の体から出ていってくれ」と、しわがれ声でブツブツとね。それも効いたのかもしれません(笑)。うれしかったですねえ。今は声もすっかり治って高座にも出て、ますます元気に愉快に過ごしています。

休養中は、僕の気持ちが病気の方ばかりに向かないように、家族が毎日何か楽しいことをたくさん用意してくれました。ホテルのランチに行って、その後に宝塚や歌舞伎を見に行ったり。そういう家族の応援がすごくありがたかったですね。
 弟子たちも随分と心遣いをしてくれました。「昨日は楽屋でこんなことがありましたよ。バカですねえ〜」って面白い話をしに来てくれるんです。毎日毎日「師匠、具合はどうですか?」って聞かれたら嫌ですよね。黙って見守って、そっとしておいてくれているんだなって思いましたね。こうやって周りでいろいろやってくれる人がいるから僕はここまで来られたんだってことに、改めて気づきました。

人生を前向きに生きていくには、暮らしの中で何か自分が面白い、ワクワクするものを持つのがいいんじゃないでしょうか。
僕は何か面白いことで人を引っ掛けようっていういたずらの「悪だくみ」が大好き。声が出ない時も中国人観光客の「爆買い」をテレビで見て、「そうだ、観光客向けに木久扇ナポリタン≠作ろう!」と思いついて。でも実際やってみたら売れてますよ(笑)。 
それでも「オリンピックまで引っ張ればもっと売れるかな」とかね。僕は結構しぶといんですよ。木久蔵ラーメンも「まずいまずい」と言われながら30年やってますから(笑)。 
僕には小学校の時のように「自分の時間割」があります。1時間目が落語、2時間目がチャンバラ映画、3時間目が俳句、4時間目がグルメ……。それを切り替えながらずっとやってきました。俳句もチャンバラも一人ではできませんから、そういう集まりにもよく出かけます。映画もマメによく見に行っていますよ。昔の名画を一緒に見る仲間も随分います。何か楽しいことをみつけて趣味のグループに所属するのはおススメですよ。

 
 

林家木久扇さん(77歳)1937年東京都生まれ。18歳で漫画家・清水崑氏に師事。その後、落語家・三代目桂三木助に入門。三木助没後八代目林家正蔵門下へ移り、初代林家木久蔵となる。2007年、林家木久扇襲名。長寿番組『笑点』へのレギュラー出演のほかエッセイ、俳句、俳画などでも活躍。ラーメンと時代劇をマニアックに愛する一面も。著書に『林家木久扇の子ども落語』シリーズ(フレーベル館)、『ぼくの人生落語だよ』(ポプラ社)、『3・11俳句画集 これからだ』(今人舎)など多数。

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