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佐藤浩市さん

いて当たり前の家族こそ、
日頃から大事にしておかなきゃいけない。

どんな映画でも、登場するだけでリアリティーが増す俳優、佐藤浩市さん。
今から9年前に起こった福島第一原発事故での裏側を描いた映画『Fukushima 50』(フクシマフィフティ)では、原子炉からもっとも近い中央制御室を守り続けた現場リーダーを演じています。撮影当時を振り返るとともに、大切な人への想いを語っていただきました。

佐藤浩市さん

Vol.79(2020年2月)

 

信号機が大きく揺れたとき真っ先に考えたのは家族のこと

 あの日、2011年3月11日、午後2時46分、僕は早く仕事が終わって、自宅近くのコンビニで買い物をしていました。店員さんが何かを叫んでいましたが、とっさに店の外に出てみると、信号機が大きく左右に揺れていて。それを見たとき、真っ先に家族のことを考えました。
あのような自然災害が起こったとき、もしかしたらもう会えないかもしれない家族に対して、もっとこうしておけばよかった、あれを言わなければよかったと後悔するのが普通の人間の感覚だと思います。日々の生活に当たり前にいるのが家族であり、いざというときにならないと、いろいろなことを考えませんからね。けれども、本当に大切なものは日頃から大事にしておかなきゃいけないと、9年経った今も思います。
そして、忘れなければ生きていけないことと、絶対に忘れてはいけないこと。人間にとって、その2つが生きていくうえで大切なことだと僕は思っています。『Fukushima 50』(フクシマフィフティ)という映画は、当然、後者であり、日本で起こった原発事故という、絶対に忘れてはいけないことをわれわれ俳優がメッセンジャーとして、事実をどう刻むか、それを常に考えながら撮影に臨みました。

 

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原発に残り続けた人々が直面した事態を克明に描いた作品に出演

 事故当時、原発内にいたのは市井の人々であり、いわゆる正義のヒーローではありません。それでも、彼らは決して持ち場を離れなかった。その多くが地元で生まれ育ったことも理由としてあるでしょう。彼らの存在が、結果的に日本を救うことにつながるわけだけど、それよりもっと、自分の手が届くところにいる家族のこと、子どもの頃から知っている隣近所の人たちを守りたいと思いながら、そこにいたんじゃないかな。だからあれだけがんばれたのかなと思います。
 もちろん、実際の現場で、24時間体制で計器とにらめっこしていた方たちと同じ想いになることは不可能です。それでも、命をかえりみず、覚悟の任務についた人たちの心に寄り添いたい。出演者全員がそういう気持ちでそこにいたと思うんですよ。ほぼ時系列に沿って順撮りできたことも手伝って、1日目より2日目、2日目より3日目、4日目と、撮影の日を追うごとにみんなの表情がどんどん変わっていきました。メイクでげっそりした顔をつくる必要もないくらい、やつれていって。計算ではできない何か。盲目的に信じていたものが覆され怖さ≠ンたいなものは、伝えられたかなと思います。 

 そうかといって、「だから、未来はこうしようよ」といった答えを映画が導き出しているわけではなく、この負の遺産とともにこれからを生きる人たちが、何が是で、何が否なのか、考えるきっかけになってくれればいい。自分がもっと若い頃なら、「映画として、もうちょっと断定的な結論を出したい」という欲求が働いたかもしれません。でも、自分が今、60歳を目前にしてみると、今回のような、観る側が考えてくれる余地を残した作品というのは、とても大きな意義があるのかなと思いますね。

 

目標を見つけて執着することが健康への第一歩になる

 僕も今年の12月で60歳です。40代くらいのときには、大先輩たちが現場で必ずと言っていいほど健康の話をしていて、そばで聞きながら「昔からさんざん好きなことをやってきたのに、今さらみっともないな」と内心思っていましたけど、もうすぐ自分たちも、「最近、頻尿でね」なんて話し出すんだろうなと、思ったりもします(笑)。
今の自分も、本業のために健康面で努力しようとか、何か習慣づけていることはないんです。ただ、趣味のゴルフのために、何とか自分の体力をキープしたい。だからストレッチをしたり、食事のバランスに気をつけたりはしています。
結局のところ、何かに執着するということは、人間としての欲求があるわけで、それが一番大事なことじゃないかと。生きていくうえで何の目的もなく、「健康でいたい」と思っている人はいないはずですからね。「孫の顔が見たい」でもいいし、僕のように「好きなゴルフを続けたい」でもいい。何か目標を見つけて、お互いにがんばっていきましょう。

 
 

1960年生まれ、東京都出身。映画初出演の『青春の門』(81)で第5回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。『忠臣蔵外伝 四谷怪談』(94)、『64‐ロクヨン‐前編』(2016)では、同賞最優秀主演男優賞、『ホワイトアウト』(00)、『壬生義士伝』(03)で最優秀助演男優賞を受賞。日本映画界になくてはならない俳優として緩急自在な演技を見せる。『太陽は動かない』『騙し絵の牙』(ともに20)が待機中。

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