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洗練された雰囲気を漂わせる俳優・児玉清さん。知性あふれる司会業や書評家としてのお顔も夙に有名です。画面から伝わってくる穏やかな微笑みのむこうに、どんな人生が秘められているのでしょうか…。
Vol.26(2006年11月)

人生には”神のいたずら“と思える瞬間があるのではないでしょうか。

――東宝第十三期ニューフェイスの書類審査合格。第二次面接に来られたし。

  一通の葉書が舞い込んできた瞬間。まさに青天の霹靂でした。何故って、僕は俳優になろうという志はおろか、東宝に応募すらしていなかったのですから。一体、誰が、何故? その答えは後日判明します。
  大学生の頃、学生演劇に傾倒したものの、将来は大学院進学を目指していました。ですが大学の卒業式の日、母が急逝しまして。急遽、就職活動をせざるを得なくなりました。慌てて送った大量の履歴書の一通が、僕が出た学生演劇(仏語古典劇)を見た方の手にわたっていたのです。僕が俳優希望だと信じ込んでいたその方が東宝とのコネを持っていたこともあり、本人の知らぬところで書類審査パスというカラクリでした。
  事情は判明したものの、俳優志望ではなかった僕は、面接に行こうとも思っていなかったのです。それが面接当日、亡くなった母の声が聞こえたような気がしたのです。「行くだけ行きなさい」と。ならば、行くだけと思い立ち会場に向かうも、時すでに遅し。審査に必要な海水パンツも持って行かなかった。これはもう無理ですよね。むしろホっとして帰ろうと思った僕をひきとめる人がいたのです。「君、パンツははいているよね?だったらパンツで出ちゃえよ」と。そりゃ、目立ちますよ、皆が海水パンツなのに、下着姿のタッパのでかい男が遅れて登場ですから(笑)。
  合格する気持ちが無いから終始リラックス。審査員からの質問にも笑顔で応対しました。「君はガニ股か?」
と聞かれ、当時一世を風靡した”君の名は“の名文句にかけて”忘却“ならぬ「O脚とは忘れ去ることなり」なんて堂々と答えたりして。結果は、まあ、合格(笑)。とりあえず席を置こうかと。動機は不純そのもの。それが気付けばこの世界で五十年。人生とは不思議なものです。

そんな姿勢ですし、当時の”大部屋“特有の同化意識に模範的でなかったせいか、役がもらえない時期が続きました。不条理な出来事も起こり、心の中で地団駄を踏む日々。それでも僕が俳優業を続けた原因は、人に馬鹿にされたからです。当時の映画界は、人格以前に、売れているか売れていないかが人間の判断基準。無名の頃、先輩役者から”雑魚“と呼ばれた時「この世界に少しでも爪あとを残さぬうちは辞められない」と決心しました。
  正しいか判りませんが、男の社会に身をおく以上、一度はファイティング・ポーズをとることが必要だと思いますね。でも、俳優道を決意した瞬間から、あんなに緊張知らずだったのが、がぜんアガるようになってしまった。この仕事に魅力を感じるようになったからでしょうね。今にして思えば、天職につくことができたと感謝しています。曖昧模糊でありながらもこれだけ多様性に富む職業は無い。絶えず緊張感と背中合わせで、尽きせぬ魅力があるのです。
  ドラマと同時に僕が司会をやらせて頂いている番組は幸いなことに長く続いていますが、その理由は「飽きないから」。毎回手探りで、常に頭の中はクエスチョンマークでいっぱい。日々新たな心境です。ただ、番組の構成を最初から予定調和で作りこむのは違うと思うのです。よく作家さんが「書いているうちに人物が勝手に動きだす」と言いますが、司会業もまさにそれ。目的地を定めず、自然の流れで応対することで、何かが芽生えればいいなと考えています。世間の人はそう見ていないかもしれませんが、司会をしている時の自分はかなり、行き当たりばったり精神なのですよ(笑)。

これからどのように生きていきたいか…。
ふたつの考えがあります。
  僕自身は欲の少ない人間です。僕はね「ご飯は永遠に朝食でいい」と思っているのです。つまり炊きたてのご飯に味噌汁があれば一番美味しい。よく「デビュー当時から体型が変わりませんね」と言われますが、無理に節制しているわけじゃなく、身についている食生活が大きいのかもしれません。これは、戦後の一番厳しい時期に十二歳から青春時代をすごしたことに拠るのでしょう。そこからグルメに走った人もいますが、僕は違った。着るものも俳優という仕事上失礼にあたらないのならば、それでよし。但し物欲も無いかわりに、何も残すものも無い。日々楽しく、このままの状態で仕事を全うできたらこれに勝る幸せ、健康法は無いですね。

  もうひとつは…。実は四年半前、最愛の娘が闘病の末に三十六歳の若さで天国へ旅立ちました。それは彼女の誕生日を十日後に控えた日でもありました…。大きすぎるダメージに、僕も家内も、正直自分の人生なんてどうでもよくなってしまった。それが娘の死後一年ぐらい経った頃でしょうか。ある人から言われたのです。
  「今のあなたの顔はひどい。深い悲しみもわかる。でもあなたは”映る“仕事に就いている。あなたを見て勇気や元気をもらっている方々に対して失礼ではないか」
  ハッとしましたね。養老猛先生の著作にも「極限の状況でも、元気よく生きる姿を見せることで、相手に生き甲斐を与える」という話があります。以来、僕自身、「個人的な理由でへこたれた姿を見せてはいけない。番組を見てくださる方にささやかな何かを伝えていければ…」僭越ながら、今は心からそう思っています。

 
生命の力を信じて走り続ける私の生き方

画面から伝わるイメージどおりの真摯な姿勢でインタビューに応じて下さりながらも「人生において、一度はファイティング・ポーズをとらないと」というお言葉に、児玉さんのハートの強さ・熱さを感じました。「新しい”波“を迎えるには、初心に戻って充電の時期を持つことも大切ですね」とも。節目となるタイミングを思慮深く考察されつつも、予定調和だけじゃつまらない”日々新たな“出会いも大切にされる児玉さんの姿に、さわやかな感動を覚えました。

 
 

児玉清 こだま・きよし(72歳)
1934年東京生まれ。学習院大学文学部独文科卒。東宝ニューフェイス13期生として採用され、61年「別れて生きるときも」で映画本格デビュー。67年にフリーに転身し、テレビに出演。NHK大河ドラマ「山河燃ゆ」「武田信玄」連続ドラマ小説「ファイト」、TBS「ありがとう」、フジテレビ「HERO」「美女か野獣」などに出演。朝日放送の長寿番組「パネルクイズアタック25」、NHK・BS2「週刊ブックレビュー」などの司会や書評家としても活躍中。著書に「寝ても覚めても本の虫」(新潮社)、「たったひとつの贈りもの」(朝日出版社)がある。

 
司会  32年目
「パネルクイズアタック25」
(テレビ朝日系列 毎週日曜日13:25〜13:55)

30年以上(!)も続く長寿番組。
知性溢れる司会ぶりで児玉さんの存在感を知らしめるきっかけに。
 
書評家  14年目
「週刊ブックレビュー」
(NHK BS-2 毎週日曜日8:00〜8:54)

著作「寝ても覚めても本の虫」(新潮社)の通り、児玉さんの読書への愛情が結実した番組。司会は今年で14年目に突入。「家の書斎は大変なことになっています。家内からも呆れられています(笑)」
 
切り絵  45年以上
もう一つの趣味〜切り絵〜

児玉さんが45年ほど前から取り組んでいる切り絵の数々。洋雑誌を材料に、イメージを即興でコラージュする楽しみを綴った「たったひとつの贈りもの」(朝日出版社)は必見。「今後は、人の心を癒すような色使いで、リトグラフ作品にも挑戦してみたいですね」
 
俳優  46年目
「HERO」
キムタクとドラマで共演

2001年に放映されたテレビドラマ「HERO」でSMAPの木村拓哉さんと共演。一度は出演を断ったものの当時、最愛の娘さんに後押しされて出演。「実は木村さんのことはよく存じ上げなかったのだけれど、実際に会ってみてなるほど、スターのオーラを感じましたね」
 
 
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