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Vol.32 草村礼子さん

品のいい優しさ、筋の通った厳しさ、そしてあの可愛らしさ…まさに映画『Shall we ダンス?』の”たま子先生“そのもののご様子で女優・草村礼子さんは私たち取材陣に接してくださいました。

現在はブログもマメにお書きになる…しかもその内容が楽しい、必見です。

私の夢は「ピンピンころり!!」

私の夢は、「ピンピンころり」(笑)。健康寿命って言うのかしら、これからの人生、最後まで元気で好きなことをして全うしたいの。

身体を鍛え、健康維持のために生涯スポーツとして選んだ社交ダンスでしたが、ダンスの持つ楽しさ・トキメキ感を活かしたボランティア活動「夢のダンス」を思いつき、活動を始めたの。障がい者の心と身体を活性化できるんですよ!これを日本中に広めたいの。

仕事での夢は、お客さまが「元気になれた」と喜んでくださる作品に一つでも多く出演すること。

私、自分が体験してよかったことは、皆さまにお伝えしたくなっちゃうのよね~(笑)。例えばお肌のお手入れ法や健康法。リーズナブルなものばかりだから、皆さまが真似をしてくださるのよ(笑)。

ダンスボランティアで伺う施設の年長者の方々にも「ピンピンころり」の話を平気でします。車椅子生活を余儀なくされた方でも、ほんの少し発想を転換すればものすごく生き方が変わるのよ、って。

これは脳梗塞で半身不随になった母を看ていた四年間に体得したこと…。例えばね、私、『Shall wevダンス?』の後もダンスを続けていますが、皆さまから「ダンスを始めて10歳若返ったね」ってよく言われるの(笑)。10歳若返った、と言うのはオーバーですけど、男性に優しくされてお姫さま気分で踊って(笑)身体も心も活性化したのは事実なの。それで母やその周りの人たちを見ていて、「夢のダンス」を思いついたというわけ。車椅子をクルクル廻すダンスではなく、体の不自由な方たちと、手をつないで歌い、音楽に合わせてゆったりと揺れるだけ…。でもね、異性がお相手だからトキメくのね。

どんなお年の方でも異性と手をつなぐと目が輝いて、頬がポッと赤くなるんですよ。かわいいの!そして背筋がすっと伸びちゃう…毎日いっしょにいるスタッフに「あの人のこんな笑顔初めて見た」って驚かれることもよくあります。きっと新しい酸素が身体の隅々まで配達されるからだと思うわ。

自分に自信をもち人前で涙できた

今では、こんな風に初めてお会いする方にも心を開いてお話が出来るようになりましたが、これは一人芝居のおかげなんです(一人芝居を始めた経緯などはホームページをご覧くださいね♪)。

一人芝居を終えて汗を拭いて、急いでお客さまの送り出しに行った時、あるお客さまが「ありがとうございます。明日から元気で頑張ります」と、深々と頭をさげてくださったのね。お礼を言うのは私の方なのに…。その時〈私の芝居も人の役に立ってるのだ!〉って感動して、涙が溢れ出たの。

それまではお客さまはどうしたら泣いてくださるか、どうしたら笑ってくださるかと戦略ばかりにこだわっている変な役者でした。父を早くに戦争で亡くして、母子家庭だったので、人前で泣いてかわいそうと思われたくないから本心を隠し作り笑顔で世の中を渡ってきたの…でもその初めて人前で涙をこぼした時から正直に生きられるようになったの。

その体験があったので一人芝居をもっと続けたい!と思って体質改善を決意!節分前の寒い時期に、成田山へ行き断食をしました。寒いうえに、食べてないから余計に寒いの。ストーブを寄せると今度は眠くなる…ウトウトしながら熊が冬眠する時はこんな気分かななんて思ったり(笑)。本当は水と白湯しか飲んではいけないのに、自分の健康茶をコッソリ飲んで暖まったりもしたけど、邪まな心を捨てて一生懸命頑張りますってお祈りしたらその年『一人芝居・じょんがら民宿こぼれ話』で芸術祭賞をいただいたの!やっぱりご利益ってあるものね(笑)。

ほかには30代から始めたストレッチを毎日続けています。俳優には大事な柔らかな肉体を維持するためにね。今ではストレッチをしながら、台詞を覚えたり深い呼吸をするとか…主婦ですから時間の節約も…ね♪お陰様で新陳代謝がよくなり、30分のダンスでも汗が噴き出すのよ。皆さん気軽にできる範囲で、心と身体を躍らせましょ。

草村さんが可愛がられている“幸福の木”。「わが家に来て20年。5回も花を咲かせました!」

誰でも歌詞を見ずに口ずさめる歌を選び、シニア層がスイングしやすいリズムとテンポのダンス音楽に編曲。ET音楽企画より08年5月20日に発売。

映画『ShallWeダンス?』で本格的に始めたとは思えないほどのダンスの腕前。写真なのが残念!

草村礼子(くさむられいこ)。1940(昭和15)年、東京都生まれ。三鷹一中時代の文化祭の代役体験が演劇へ進むきっかけとなる。劇団「炎座」「国芸」を経て、「東京小劇場」の看板女優として16年間活動した後に独立。現在は、映画・テレビ・舞台などに出演する一方で「いのちと愛」をテーマとするライブ活動や、施設でのダンスボランティア「夢のダンス」を実施。『一人芝居・じょんがら民宿こぼれ話』では文化庁芸術祭賞と種田賞を受賞、『ShallWeダンス?』では日本アカデミー賞など、7つの映画祭で助演女優賞を受賞。

草村礼子さんのご活躍やブログをご覧になりたい方、ダンスボランティア「夢のダンス」へのご質問・お問い合わせなどなど…すべて「草村礼子公式ホームページ」からご覧になれます。ちなみに草村流「お肌のお手入れ法」「健康法」などもご披露されています。http://www12.big.or.jp/~kusamura/

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